膝蓋骨内方脱臼

院長奥村がもっとも得意とし、数もこなしている手術です。(2009年は年間55症例)
小型犬トイ犬種に多発します。膝のお皿(膝蓋骨・パテラ)がおもに内方に脱臼し、最初は軽度の疼痛・跛行に始まりますが、進行していくことが多く、Grade?になると一挙に内旋変形が進むため、オペをお勧めしています。それ以前の段階でも、内側綾のびらんが激しい症例など、疼痛が強い場合は早めにオペを行っていきます。
M・ダックスの膝蓋骨外方脱臼の場合は脛骨異形成という遺伝的な骨疾患が絡んでいる可能性がありますので注意が必要です。(全く違う手術になります)