2026年1~2月|猫ちゃん冬の健康診断キャンペーン

こんにちは!
草津市/大津市にあるエルム動物病院です。

寒さが深まり、体調を崩しやすいこの季節。愛する猫ちゃんが元気に過ごせるよう、当院では1月・2月限定で「猫ちゃんの冬の健康診断キャンペーン」を実施いたします!

猫ちゃんは病気や不調を隠すのがとても上手です。気づいたときには病気が進行していた、ということがないよう、「早期発見」と「現状の把握」を目的とした定期的な健康診断が非常に重要です。

 

なぜ猫の健康診断は大切なの?


1. 大切なことは「早期発見」と「現状の把握」

動物は本能的に異変や痛みを隠す習性があり、飼い主様が気づいた時には病状が進行していることが少なくありません。健康診断を定期的に受けることで、潜在的なリスクを早期に発見し、最適な対応が可能となります。

また、健康な状態でのデータを記録しておくことで、病気の診断や治療時に大きな助けとなります。健康診断を受けることで、「正常な状態」と「異常な状態」の境目を正確に把握でき、より迅速かつ適切な治療につながります。

 

2. 人間よりも早い時間の流れ

猫は、1年で人の約4歳分の加齢が進むと言われています。そのため、人間よりも頻繁に健康診断を受ける必要があります。

・1歳〜6歳まで(人で約20〜40歳)
年に1回(人で4年に1回に相当)

・6〜9歳以上(人で約40〜52歳)
半年に1回(人で2年に1回に相当)

・9歳以上
年に4回(人で1年に1回に相当)

 

猫ちゃんに特に多い、早期発見したい病気


猫は特に以下の病気が多く、健康診断による早期発見が非常に重要です。

・慢性腎臓病(CKD)
高齢の猫で非常に多く、徐々に腎機能が低下します。初期は症状が出にくいため、尿検査や血液検査(SDMAなど)での定期的なチェックが必須です。

・尿路疾患(尿石症、膀胱炎)
 頻尿、排尿時の痛み、血尿などが見られます。尿検査(尿沈渣・pH)や画像診断(エコー・レントゲン)で結石や炎症の有無を確認します。

・甲状腺機能亢進症
7歳以上のシニア猫に多く、異常な食欲や体重減少などの症状が見られます。血液検査のT4(甲状腺ホルモン)項目で異常を発見できます。

 

※見逃したくない、重篤な疾患※
・腫瘍(がん)
 血液検査では分からない、内臓の異常な構造やしこりを画像診断(エコー・レントゲン)で発見することが早期治療につながります。

・心臓病(拡張型心筋症など)
進行すると肺に水が溜まるなどの重篤な状態を引き起こします。画像診断(胸部レントゲン、心臓エコー)は、心臓のポンプ機能や構造の変化を詳細に観察でき、無症状のうちに病変を発見するために重要です。

 

1月・2月限定!冬の健康診断キャンペーン コースのご紹介


この機会に、猫ちゃんの健康状態をしっかり把握しましょう!
※2026年1月5日(月)~2月28日(土)までの期間限定

■健康診断コース

①基本コース
血球計算/電解質検査/血液生化学検査(17項目)

②腎・泌尿器コース
基本コース/SDMA(腎臓病)/尿検査(尿試験紙・尿比重・尿沈渣)
※尿をご持参ください

③シニア猫コース
腎・泌尿器コース/T4(甲状腺ホルモン)
※尿をご持参ください

④画像診断コース
基本コース/胸腹部レントゲン/腹部エコー

 

■オプションメニュー(健康診断を受けた子限定)
・レントゲン・エコー(腹部・心臓)検査
・尿検査(尿試験紙・尿比重・尿沈渣)

※キャンペーン特別価格で検査いただけます
※採尿の仕方はコチラのスタッフブログをご確認ください

 

■院内での採尿
※膀胱に尿が溜まっていれば、病院で採尿可能な場合もあります。(別途費用)

 

ご不明な点やご予約については、お気軽に当院までお問い合わせください。