はじめて猫を飼う方

First cat

猫ちゃんを迎える心構え

獣医療が進歩していることから、猫ちゃんの寿命は平均14~15年といわれています。そのため、猫ちゃんを迎える際は、猫ちゃんの一生を面倒見る覚悟が必要です。

猫ちゃんを飼うことで癒しを得られるなど、メリットは非常に大きいですが、ただかわいがるだけではダメです。毎日の食事、排泄処理、しつけ、病気の予防など、飼い主様の責任としてこれらのことをしてかなければいけません。

子猫の予防スケジュール

生後2ヶ月齢

◆はじめての健康チェック:

子猫をお迎えして1週間ほど経過して、猫ちゃんが新しい環境に慣れてきたら、動物病院で健康チェックをしましょう。視診、聴診、触診などの一般身体検査に加え、寄生虫の有無をチェックするための検便やウイルスチェック、先天性の疾患がないかなども併せてチェックしていきます。

◆1回目混合ワクチン接種:

猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、猫白血病ウイルス感染症といった伝染病を予防するために混合ワクチン接種をします。

その後、3~4週間の間隔をあけて2回目の混合ワクチン接種が必要です。

◆虫下し(回虫、鉤虫、条虫など):

検便をして消化管寄生虫が発見されれば、虫下しを行います。その後、定期的に検便または虫下しをお勧めします。

◆フィラリア予防開始:

フィラリアは犬の病気と思われがちですが、10頭に1頭の猫がフィラリアに感染しているというデータもあります。

フィラリア予防シーズン(5~12月)であれば、子猫もフィラリア予防が必要です。

◆ノミ・マダニ予防開始:

お外に出ない子であっても飼い主様がノミやマダニを持ち込む可能性があるため、ノミ・マダニの予防シーズンであれば、子猫もノミ・マダニ予防が必要です。また、冬でも暖房をつけているお家ではノミが繁殖する可能性があるため、予防を推奨しています。

※フィラリア・ノミ・マダニをまとめて予防できる予防薬があります

生後3ヶ月

◆2回目混合ワクチン接種:

1回目ワクチンから3~4週間の間隔をあけて、2回目の混合ワクチンを接種します。

翌年以降は毎年1回のワクチン接種をお勧めします。

生後6ヶ月

◆避妊・去勢手術:

繁殖を望まない場合は、避妊・去勢手術を推奨しています。女の子・男の子ともに、将来かかる可能性がある病気のリスクを減らします。

お家で気を付けること

新しい環境に慣れてもらうために

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猫ちゃんは元々よく眠る動物ですが、子猫ちゃんはさらにたくさんの睡眠が必要です。可愛くてたくさん構いたくなってしまう気持ちを抑えて、寝ている時は邪魔をせず、ゆっくり眠らせてあげましょう。また、猫ちゃんが安心できる場所にトイレを設置してあげましょう。安全でない・不安定と感じる場所にトイレを設置してしまうと、他の場所で排泄してしまう恐れがあります。

諸々の対策も必要です。猫ちゃんは夜行性のため昼間は寝てばかりですが、夜は活動的になります。電気コードや薬品類、観葉植物など、口にしたり、いたずらされて困るものは、事前に片付けておくなどの対策をしましょう。また、誤飲するリスクのあるものについても、猫ちゃんの手の届くところに置きっぱなしにしないように注意してください。また、好奇心旺盛な猫ちゃんは隙を見て外へ脱走しようとします。外は様々なトラブル(伝染病の感染、交通事故、野良猫とのケンカなど)に巻き込まれる危険があるため、しっかりと脱走対策をしましょう。

お家で健康チェック

動物は体調が悪くても、それを言葉に発することができません。

そのため、飼い主様が毎日お家で健康チェックをしてあげて、異常に気付いてあげることが大切です。

異常に気付くためには通常を知っている必要がありますので、毎日以下をチェックすることを心掛けましょう。

①目

  • 目ヤニや涙が多くないか
  • 目が充血していないか
  • 目をこすっていないか
  • 目が乾燥していないか
  • 左右の瞳孔の大きさに差異がないか
  • まぶたなどにできものがないか
  • 黒目が白くないか など

②鼻

  • 鼻水が出ていないか/量や粘り気に変化はないか
  • 鼻血が出ていないか
  • くしゃみの回数が多くないか など

③耳

  • 耳が赤くないか
  • 耳を痒がっていないか
  • 耳が腫れていないか
  • 耳が臭くないか
  • 耳垢が溜まっていないか
  • 耳垢の色が変化していないか など

④口

  • 歯並びや嚙み合わせに問題はないか
  • 歯垢や歯石が付いていないか
  • 口が臭くないか
  • よだれが多くないか
  • 口の中にできものがないか
  • 舌や歯茎の色が変わっていないか
  • 口の中や歯茎が腫れていないか など

⑤皮膚

  • 皮膚が赤くなっていないか
  • 皮膚を痒がっていないか
  • ふけが多くないか
  • 脂っぽくないか
  • 脱毛がないか
  • 傷や出血がないか
  • 皮膚にできものがないか など

⑥呼吸器

  • 呼吸が荒くないか
  • 咳をしていないか
  • 散歩をするとすぐに息切れをしないか など

⑦関節

  • 片脚を上げるしぐさをしていないか
  • 脚を触ると痛がらないか
  • 段差や階段の上り下りを嫌がらないか
  • 歩くスピードや動作が遅くなっていないか など

⑧尿

  • 尿の色に変化はないか(薄い、赤い、濁りがあるなど)
  • おしっこの回数に変化はないか(多い少ない、出ない)
  • おしっこの臭いがきつくないか
  • おしっこをする時に痛がっていないか など

⑨便

  • 下痢をしていないか
  • 便秘ではないか
  • 排便時にしぶりはないか
  • 便の色に変化がないか(黒っぽい、緑っぽいなど)
  • 便に寄生虫がいないか
  • 便に異物が出ていないか
  • 便に血が混じっていないか
  • 便に粘液が多量に混じっていないか など

①目

  • 目ヤニや涙が多くないか
  • 目が充血していないか
  • 目をこすっていないか
  • 目が乾燥していないか
  • 左右の瞳孔の大きさに差異がないか
  • まぶたなどにできものがないか
  • 黒目が白くないか など

②鼻

  • 鼻水が出ていないか/量や粘り気に変化はないか
  • 鼻血が出ていないか
  • くしゃみの回数が多くないか など

③耳

  • 耳が赤くないか
  • 耳を痒がっていないか
  • 耳が腫れていないか
  • 耳が臭くないか
  • 耳垢が溜まっていないか
  • 耳垢の色が変化していないか など

④口

  • 歯並びや嚙み合わせに問題はないか
  • 歯垢や歯石が付いていないか
  • 口が臭くないか
  • よだれが多くないか
  • 口の中にできものがないか
  • 舌や歯茎の色が変わっていないか
  • 口の中や歯茎が腫れていないか など

⑤皮膚

  • 皮膚が赤くなっていないか
  • 皮膚を痒がっていないか
  • ふけが多くないか
  • 脂っぽくないか
  • 脱毛がないか
  • 傷や出血がないか
  • 皮膚にできものがないか など

⑥呼吸器

  • 呼吸が荒くないか
  • 咳をしていないか
  • 散歩をするとすぐに息切れをしないか など

⑦関節

  • 片脚を上げるしぐさをしていないか
  • 脚を触ると痛がらないか
  • 段差や階段の上り下りを嫌がらないか
  • 歩くスピードや動作が遅くなっていないか など

⑧尿

  • 尿の色に変化はないか(薄い、赤い、濁りがあるなど)
  • おしっこの回数に変化はないか(多い少ない、出ない)
  • おしっこの臭いがきつくないか
  • おしっこをする時に痛がっていないか など

⑨便

  • 下痢をしていないか
  • 便秘ではないか
  • 排便時にしぶりはないか
  • 便の色に変化がないか(黒っぽい、緑っぽいなど)
  • 便に寄生虫がいないか
  • 便に異物が出ていないか
  • 便に血が混じっていないか
  • 便に粘液が多量に混じっていないか など

少しでも気になることがありましたら、動物病院に相談してください。

小さい頃からケア処置を

Q. 子猫はいつから爪切りが必要?

爪の伸び方や時期は個体差があるため、いつからというものはありませんが、爪が引っかかってくるようであれば爪切りをしましょう。子猫は爪を出し入れする筋肉が未発達なので、爪がしまえずに出しっぱなしになっていることが多く、布などに引っかかりやすいので注意が必要です。爪が伸びると神経や血管も伸び、今後爪切りがしづらくなってしまうため、定期的な爪切りをお勧めします。また、爪切りの前に慣らしトレーニングをして、爪切りをする体勢や爪に触られることに慣れてもらうと、爪切りをしやすくなります。

Q. ブラッシングの頻度はどれくらい?

ブラッシングはお手入れの基本です。猫ちゃんの抜け毛や毛玉を放置しないようにしましょう。毛づくろいをした際に被毛や毛玉を飲み込むことで、毛玉症になってしまうリスクがあります。毛玉症になると、嘔吐を繰り返したり、腸閉塞になってしまうこともあります。

そのため、定期的なブラッシングが必要です。嫌がるようであれば無理やりはせず、少しずつ慣らしてあげましょう。猫ちゃんが喜ぶ場所から始めて、1回のブラッシングは短時間でとどめましょう。