一般外科

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こんなお悩みありませんか?

・ペットが異物を飲み込んでしまった
・怪我をしてしまい血が出ている

・できものを見つけた、できものから血が出ている

・高いところから落ちて痛そうにしている、溝に落ちた

・手足を挟んだ、踏んでしまった

・手足をつかない、挙げている

・手足が震えている

・びっこを引いている

・毛玉を取ろうとして皮膚を切ってしまった

草津市・大津市のエルム動物病院では、これらのお悩みに対応するため、内科で対処できない病気や状態に対する外科的治療をおこなっています。

どうぞお気軽にご相談ください。

外科診療について

外科では、内科治療では対応が難しい病気や症状に対して手術をおこない、ペットの健康を守ります。

異物を飲み込んでしまった場合の摘出処置や怪我の治療をはじめ、骨折や膝・股関節・肩関節脱臼などの難度の高い整復手術も行っております。

当院の院長は、外科手術分野で豊富な経験と実績を積んでおり、

安心して治療をお任せいただけます。

 

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手術には「Dräger Fabius plus XL」という最新鋭の麻酔・人工呼吸システムを使用し、安全性の高い麻酔管理を心がけています。ペットの痛みを最小限に抑えるよう、数種類の痛み止めや麻薬を用いて疼痛管理を行っています。また、電気メス「ForceTriad™」や血管シーリングシステム「LigaSure™」「ハーモニック」を使用し、手術時間の短縮、出血の最小化、縫合糸異物反応のリスク低減を実現しています。

誤飲・誤食について

犬や猫が食べてはいけないものを飲み込んでしまうことを「誤食・誤飲」といいます。当院への来院理由としても、誤食・誤飲による治療の相談は非常に多く、内視鏡による摘出や開腹手術が必要となるケースも少なくありません。誤食・誤飲が疑われる場合、様子見で済まさず速やかに動物病院を受診することが大切です。

 

誤食・誤飲しやすい異物は下記の通りです。

・竹串や鳥の骨

・犬猫用のおもちゃ、猫じゃらしのひもや輪ゴム、リボン

・布類(食べ物の匂いがするふきんやキッチンペーパー、靴下など)

・玉ねぎ、チョコレート、ブドウなどの人間の食べ物

・内服薬やサプリメント

・動物の死骸やごみ

・有毒植物(ユリやポインセチアなど)

診断と治療の流れ

診断方法

触診、レントゲン検査、超音波検査をおこない、誤食・誤飲した物の確認をします。レントゲンに映らない異物の場合は、造影剤を用いて胃・腸管の通過を確認することもあります。毒性のある物を飲み込んだ場合は血液検査をおこないます。

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治療方法

経過観察 :小さな異物で症状がない場合、排泄を待つことがあります。

催吐処置 : 胃の中に、すぐに吐かせた方が良いものがある場合、薬剤を用いて吐かせます。ただし、尖ったものや大きすぎるものは吐かせる時に、食道を傷つけたり詰まらせたりするリスクがあるため、吐かせることが出来ません。

内視鏡や外科手術 : 胃の中だけに異物がある場合は、全身麻酔のもと内視鏡での摘出を試みます。消化管に詰まったり傷つけたりしている場合は、開腹して胃や腸を切って異物除去手術をおこないます。腸に壊死が認められる場合は、該当部分を切除し、腸を繋ぎなおします。

 

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異物の誤飲・誤食の予防法

犬や猫の誤食・誤飲は、飼い主様が注意することで防ぐことができます。

 

・蓋つきのゴミ箱を使用する

・キッチンや危険物のある場所にペットを近づけない

・なんでもかじるペットは、飼い主様が目を離す時はケージやサークルに入れる

・散歩の時は、飼い主様が抑制できる長さのリードを使用する

・食べてしまう可能性のあるおもちゃを放置しない(特に猫じゃらしなど)

症例紹介